フェルメール

フェルメールからのラブレター展を見に行った。

展示名がオシャレだね。
オランダ全盛時代の絵画を、コミュニケーションという観点で絞って集めた展示。

メインはフェルメールで、もちろん良かったけど、ピーテル・デ・ホーホとヤン・スーテンの作品も気になった。デ・ホーホの作品は、絵の中に目を引く色が一色使われていることが多かったから気になった。視線が誘導されるからだろうか。ヤン・スーテンは物語が伝わってくる絵で目を引いた。

フェルメールは「手紙を書く女と召使い」が一番気に入った。部屋に外から差し込む光の表現が良かったから。飾ってあった3つの絵は全て手紙の作品。もはや印象はフェルメール=手紙の画家。

心のフックに引っかかれば印象が増幅される。

まほろ駅前多田便利軒

読んでいて気持ちのいい文章。

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
三浦 しをん
文藝春秋

優れた作家の文章は、その文章をつらつらと読むだけで心地よい。その文章が会話であっても、情景を描いていても、心情を描写していても。

はっとする言葉がちりばめられている。

思わずペンで線を引いてしまうような文を、あちこちで見つける。おぉグッとくる言い回し!と心の中で何度呟いたことか。

針が飛びまくる傷だらけのレコードに相槌を打つみたいで、

鉋は時を削る道具だ。刃をあてて引くたびに、時間の澱が薄くはぎ取られ、

北村の声は、なぜ空は青いのと聞く子供みたいに明朗だ。

さて、そんな著者の言葉で紡がれるまほろ駅前多田便利軒は、お話も抜群に面白い。

この話のテーマは、取り返しのつかないことやどうしようもできないこととどう向き合うべきか、親子の関係とはどういうものなのか、の二点だと思う。前者は主人公が抱える問題として、後者は主要登場人物のエピソードとして語られる。

それらのエピソードは9つほどあり、よくよく整理してみれば全て親子あるいは飼い主と飼い犬についての話が絡んでいた。血の繋がった普通の親子はことごとく問題を抱えているのに対し、血の繋がっていない親子はみんなそれぞれの幸せを形作っているという、極端な描き方でテーマを伝えようとしている。とは言いつつなんとなしに読んでいるときは便利軒のドタバタエピソードとして楽しめているのだから、見事だ。

テーマについての答えはもちろん用意されている。

テーマ1は、完全に元通りにはならなくても、再生する道筋はある、という励ましとして。テーマ2については、血のつながりが大事なのではない、という励ましと戒めとして。

最後に、最もグッと来た言葉。

「はるのおかげで、私たちははじめて知ることができました。愛情というのは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだと」

ハリーポッターと死の秘宝 PART2

まずはシリーズを最後まで見られたことが素直に嬉しい。

ラストを映画館で見ることができてよかったな、という出来で楽しめたけれど、何かを考えるきっかけにはあまりならなかった。話の理解が浅いのかもしれない。

シリーズものの映画は、見る側にもそれなりの負担がかかる。存分に楽しむためには新作を見る前に前シリーズをおさらいする必要があるからだ。ハリーポッターのようにシリーズ間がそれほど独立していない映画であればなおさらだ。

今回は最終編を映画館で見るにあたり、未視聴だった「不死鳥の騎士団」以降の三作をDVDで鑑賞して臨んだので、すっかりハリーポッターの世界になじんだ状態で見ることができた。それでもしばしば?マークだったくらいだ。

だからやはりこういう映画は、全てのシリーズが出そろった後でDVDなどで一気に視聴したい。テレビドラマをDVDで一気に見るように。

そう考えるとハリーポッターの印象も変わる。ハリーポッターの映画シリーズは全8作。時間にしたらテレビドラマ1シーズン分くらいの長さがある。それを超大作映画のクオリティで見られるのだから、こんな贅沢なことはないだろう。

というわけで「24」を見るような気分で、いつかハリーポッター全編を一気に視聴してみたい。

けいおん

今さらながら、けいおん!を見た。

けいおん! 1 (初回限定生産) [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2009-07-29)

描かれるのがファンタジーでも恋愛でもなく、部活を楽しむ普通の高校生活だとしてもこんなに楽しめるのは、もう自分が学生じゃないからだろうか。

日常の部室風景や合宿のシーンでは和やかな気持ちになるし、学園祭の舞台のシーンでは高揚感と共に切ない気持ちになる。それは自分の高校生活を思い出すときの心の動きに似ているかもしれない。

最終話も学園祭の舞台のシーンだった。
演奏している曲をバックに(心の中で)語られる台詞が印象深い。

そういえば入学式の時もこの道を走った
なにかしなきゃって思いながら
なにをすればいいんだろうって思いながら
このまま大人になっちゃうのかなって思いながら

フラッシュバックする。
高校生活は3年しかないのに、
今からだったらどんな自分にだってなれるはずなのに、
でもなにをしたらいいか分かんないなって思いながら、
現実は目の前にあることで一杯一杯で気持ちばかり焦ってた気がする。

最後にメモ。
最終話の演奏曲で、語りが入るタイミングメモ。

前奏
Aメロ
Bメロ  ー 唯の語り
サビ
間奏   ー 唯の語り
サビ   ー 語り継続
後奏   ー 「おねえちゃんがんばってー」などのやりとり

曲を聴かせて語りを重ねて、徐々に盛り上がって最後のサビが最高潮になるようにして、無駄なく次の劇中へつながるようになってる。

鋼の錬金術師

最後まで読んだ。

見事だった。面白かった!

どうやって決着つけるのかと思ってたけど、
そういう形での「等価交換」とは。
なるほどね。納得した。

一時期は間延びしたなんて話も知人の間でしてたけど、
一気に読んでみれば脇道にそれることもなく、
一貫したテーマで筋の通った話になってる。

調べるまで知らなかったけど、作者は一児の母とのこと。
これを女性が描いたのか!と驚くと同時に、
扱っているテーマや、
ラストのラストをああいう形で締めたことを考えると腑に落ちる。

てな感じで素晴らしい作品。
今回は時間が無いけど、一度じっくり分析してみたいな。

ツタヤのコミックレンタル

近所のツタヤで漫画のレンタルが開始された。

開始キャンペーンにより一冊50円で一週間借りることが出来たため、これ幸いと前々から読んでみたかった漫画を借り漁った。40冊くらい。

。。。漫画はやっぱりいいねぇ。

場所を取るのが嫌で購入をためらうことが多かったので、レンタルは漫画を読む障壁を取っ払ってくれる。これから読む機会が増えそうだ。

さて、今回借りた漫画の1つ、進撃の巨人より、グッと来た言葉。

今・・・生きていることが
奇跡のように感じた
・・・その瞬間

体の震えが止まった

acro

Xperia acro買った。

左がacroだ。

右は4年くらい使った携帯。4年間、自分と最も長い時間を過ごしたモノなので、いざ替えるとなるとちょっと切ない。

Xperia acroは、思ってたよりも3倍くらい良い。
特にタッチパネルの反応を懸念していたけど全く問題ない。
持ってるipod touchと比べても気にならないレベル。
おサイフケータイが付いてないからiphoneはやめたけど、電波の強さとかも加味したら案外こっちの方がいいかも?と思ってしまうくらい良い。(iphone5が出たらあっさり覆るだろうが。)


こんな写真も撮れるし。昨日は宵山。

一方で、ホームメニュー周りとか、その他色々、iphoneといい勝負してるなと感心するとともに、改めてiphoneの凄さが分かる。何から何まで全てiphoneが基本。それを参考にして改良して出来たモノがこれだということ。新しい基準を作ってしまうということの凄さ。

といった感じで、ちょっと生活が変わってます。

アサシンクリードの導入

アサシンクリード ブラザーフッドを試しに遊んでみているのだが、ゲーム開始時の導入がとてもうまい。

ここがいいんじゃないかと思ったところメモメモ。

・アサシンの姿を拝めるまでの時間が短い
・しかも操作できるまでの時間も短い
・キャラクターを動かしながら、その都度画面に表示される説明を見つつ操作を覚えられる
・そのチュートリアルが本筋のゲームストーリー上で行われる(チュートリアルモード、みたいなものではない。)
・ストーリーの説明は短いムービーで
・ゲーム操作中にちょこちょこ挟む短いイベントムービーは切り替え時間が一瞬なので、操作が阻害されていると感じない
・ちょっとした会話は全て操作中のバックで音声として流れる
・しばらく操作して慣れてきたところでタイトルテロップ!

アサシンクリードに限らず、売れてる海外ゲームの導入はどれも同じようにできてるんだろうな。

舞鶴へ酒の肴を買いに

レンタカーで出かけるのも面白いね。
それなら舞鶴に行ってみようか。
舞鶴なら魚を買えるね。
魚を買うのなら、帰ってきた後は宅飲みでしょう!

という流れで舞鶴、ついでに天橋立へ行ってきた。


天橋立で海鮮丼。


フェリーで天橋立の北側へ移動。カモメがついてくる。(エサを当てにして)


雨が僅かで済んで本当に良かった。帰りは写真の松並木をレンタサイクルで通った。


帰宅後は舞鶴とれとれセンターで買った魚で飲み!

九州旅行2011

仕事ばかりしていた去年とは違って、今年は遊んでばかりだ。

九州を旅行してきた。

JR熊本から、車で阿蘇、黒川温泉、別府を巡り、JR博多から戻るルートだ。

ここ一週間の不摂生が祟ったのか、胃の調子が悪くて夜中はほとんど酒も飲まず、まさに温泉地で療養したような形だったが、昼の活動は元気十分で楽しい旅行だった。

観光について言えば、阿蘇山が数週間前に噴火したばかりで火口付近に近寄れなかったのは残念だったが、梅雨の時期にも関わらず帰宅日以外は雨が降らず、一番の楽しみだった乗馬体験はいい日和で楽しめた。乗馬、最高だったよ。


熊本ラーメン。味は普通。


熊本城。観光地としてのクオリティがとても高くて感心した。訪れる人数が日本一なのも頷ける。


阿蘇。広大。草原をブラブラ歩いた。


火口には行けない。


黒川温泉で馬刺し。黒川温泉は大きくないけど小綺麗なところ。


乗馬体験の馬。Gun君という。手綱でソコソコ言うこと聞いてくれた。よい子。


別府の温泉。


別府の温泉街はとても面白い町並みだった。一昔前の欲望うず巻く温泉街、とでも言えばいいのだろうか。興味深い。


道の側溝などに温泉が流れている。


地獄。


博多のラーメンで締め。一蘭。美味しかった。